【ランナー、ロードレーサー、水泳、クロカンスキー】中距離・長距離のパフォーマンスにウエイトトレーニングが与える影響
以前、ランナーのランニングエコノミーの話でマラソンランナーもウエイトトレーニングを実施することで、ランニングパフォーマンスを高めることができるという記事を書きました。
今回はランナーはもちろん自転車やクロスカントリースキー、水泳といった中朝郷里の持久系アスリート全般のパフォーマンスにウエイトトレーニングが与える影響についての論文を紹介していこうと思います。
ウエイトトレーニングが中長距離系競技種目のパフォーマンスに与える影響

中・長距離系競技種目(ラン、自転車、クロスカントリースキー、水泳)のパフォーマンスにウエイトトレーニングの実施が与える影響について、メタ分析という手法を用いて調べた研究です。
方法
・28本の研究論文を基にメタ分析を実施。
結果
・ウエイトトレーニングを実施することで、中長距離のパフォーマンスを向上させる
・ウエイトトレーニングを実施することでエネルギー効率・最大筋力・筋パワーが向上する
考察
先の研究の結果から、一見ウエイトトレーニングの必要性が低そうな中長距離アスリートにとっても、ウエイトトレーニングがパフォーマンスを向上させることがわかります。
そして、研究結果からわかるように運動効率の向上や、筋パワーや最大筋力が向上することがパフォーマンス向上へつながっていると考えられます。
プライオメトリクス今回紹介して論文以外でも、同様の研究について読みましたが
・高負荷低回数でのトレーニング
・プライオメトリクスなどと複合的にトレーニングしていく
これらが中長距離の持久系アスリートのトレーニングプログラムでは重要となってくるようです。
よく、持久系のアスリートだから筋持久力を高めるために低負荷高回数で実施するようなプログラムを見かけますが、それはナンセンス。
むしろ、持久系のアスリートだからこそ高負荷低回数でトレーニングすることから逃げないようにすべきです。
まとめ
本記事で紹介した論文はもちろん、そのほかの論文や多くの持久系アスリートが最近ではウエイトトレーニングを、習慣的に取り組んでいます。
そして、そのアスリートたちも実績を残してきており、もはやウエイトトレーニングを導入しない理由はないといえるでしょう。
私自身も、ボート競技の選手として活動してきましたが、ボート競技の世界ではあまり恵まれた体格とは言えないながらも、ある程度全国大会などで成績を残すことができたのは、ウエイトトレーニングのおかげであったと実感しています。
これまでの練習だけでは、だんだんと停滞してきていると感じているアスリートは、ぜひ今後の練習計画の中にウエイトトレーニングを取り入れてみてください。
そして、現在取り組んでいるが成果が出ていない方や、怪我に悩まされている方は是非一度弊社トレーナーにご相談ください。
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