アスリートのテーパリングは強度はそのままに時間を減らしていくのが効果的~仙台パーソナルジムTRIFITNESS~
アスリートが最も頭を悩ませることの1つに「試合に向けてコンディションを高めていく」ことがあります。
せっかく練習やトレーニングを積んでも、試合でコンディションを崩してしまってはもったいない。
そこでコンディションをあげていくために重要な要素の1つにテーパリングというものがあります。
テーパリングとは
テーパリングとは「徐々にトレーニングの量や頻度を減らしていくこと」です。
テーパリングはよくピーキングとどう違うの?といわれることがありますが、ピーキングは「コンディションを試合に向けて最高の状態にもってくること」であり、ピーキングのための手段の1つがテーパリングであるといえます。
超回復とフィットネスー疲労理論
テーパリングをよく理解するために超回復とフィットネスー疲労理論について簡単に覚えておきましょう。
これまでのスポーツ界やトレーニング界隈では超回復という考え方が主流でした。
超回復とは「トレーニングにより追い込まれ一時的に低下した体力が、一定の休息を与えることで回復後にトレーニング以前の体力レベルよりも向上している」とする考え方のことです。
おそらく筋トレやスポーツを一定期間取り組んできた方であれば、一度は「筋トレ後24~48時間程度休んで、その後に筋トレをやる。これを繰り返していくことで筋肉が大きくなる」というようなことをきいたことがあるのではないでしょうか。
しかし、この理論で考えるとほぼ毎日のようにハードに練習・トレーニングを繰り返しているアスリートたちはどうなるのでしょうか。
おそらくシリアスに成績を求めているアスリートであれば毎日とはいわないまでも、かなりの高頻度でトレーニングに励んで、おり超回復の暇などなく、どんどんとパフォーマンスが低下すると考えることができますが、実際はそうはなっていません。
そこで生まれたのがフィットネスー疲労理論です。
フィットネスー疲労理論とは
フィットネスー疲労理論とは「トレーニング後はフィットネス(筋力などの体力)の向上と疲労の増加が同時に起きており、パフォーマンスはそのフィットネス(+)と疲労(-)の加減できまる。」とするものです。
超回復理論と似ているようにもみえますが、超回復では一旦体力レベルとともにパフォーマンスが低下し、超回復することでトレーニング前よりも体力レベルとパフォーマンスが向上するとするもの。
一方、フィットネスー疲労理論では体力レベル(フィットネス)はトレーニングにより向上しており、同時にパフォーマンスを低下させる要因である疲労の度合いも高まるため、一時的にパフォーマンスは低下している状態になるということです。
この考えによれば、トレーニング直後はフィットネスの向上を疲労の増加が上回るため、パフォーマンスが低下します。
しかし、短期的にはトレーニングの量を落とすことにより体力レベルが低下するよりも、疲労の軽減の方が早く起こるため、これを活用して上手に疲労を抜きつつトレーニングを実施することでフィットネスレベルは落とさず、パフォーマンスを高めることができます。
そしてここで重要となるのがテーパリングによる疲労のコントロールです。
テーパリングは強度を落とさないことが重要
ここまで長くなりましたが、ではテーパリングにおけるトレーニングの負荷の下げ方はどのようにすればいいのでしょうか。
トレーニングの負荷のコントロールの仕方には大きく3つ挙げられます。
・トレーニングの量(時間、距離)を減らす
・トレーニングの強度(ワット数)を減らす
・トレーニングの頻度(週に何回か)を減らす
では、これらのうちどの要素をコントロールして負荷を落とすことが高いパフォーマンスを発揮するうえで最適なのでしょうか。
今回はこのうち量を減らして負荷を落とした場合と、強度を落として負荷を落とした場合での比較をした研究です。

テーパリング期間に以下の3つのグループに分けそれぞれ実施し、40㎞サイクリングのタイム・筋繊維の有酸素能力の向上について調べたもの。
- <テーパリングなし群>。7週間のトレーニングと同じ強度・量のトレーニングを実施。テーパリング効果を見るための比較対象群です。
- <強度変化なし群>。強度は変化なし。トレーニング時間を45分→35分→25分→20分と徐々に減らす。
- <時間変化なし群>。時間はそのままに、トレーニング強度を最大心拍数の85%→75%→65%→55%と徐々に減らす
結果
【40㎞タイムトライアル】
強度そのまま・時間減らすグループではタイムが平均で2分50秒短縮され、テーパリング無しと強度を低下させ時間をそのままにしたグループではタイムに変化はみられなかたった。
【有酸素性能力】
筋繊維の有酸素性能力に関わるタンパクの量はテーパリング前後で強度そのまま・時間減らすグループで遅筋線維(タイプⅠ)、速筋線維(タイプⅡ)で増加が見られ、時間そのままグループでも遅筋線維で増加が見られました。
まとめ
これまでの練習やトレーニングを無駄にしないためにも、テーパリングは非常に重要な要素の1つです。
ぜひパフォーマンスを向上させるうえでもテーパリングに関する知識を蓄え年間のスケジュールを見直してみてください。
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