ダイエット時の選択肢として、最近では筋トレが第一選択に入ってくることが増えているようです。実際に私自身もダイエットをしたいならばまずは筋トレをお勧めします。その理由についてはまた別記事にて。
ところが、すべての人が常に自由にいつでも筋トレができるわけではありませんし、そして有酸素運動には有酸素運動でしか手に入らない効果もあるためダイエットを考えている方はぜひ有酸素運動も併せて取り組んでいくことをお勧めします。
以前書いた記事で私は「生きていることが有酸素運動」「歩くが最強の有酸素運動」といったことを書いていました。これはダイエットに取り組んでいくにあたり、有酸素運動は日常生活を送っているだけでも実質行われているに等しいということと、歩くであれば買い物や通勤時など何かのタイミングのついでで取り組めるからという理由でこのような説明をしました。しかし、人によっては意識的に運動の機会を作らねば本当に家から出ない生活を送っている方もいるでしょうし、そのような場合にはおそらくそれだけの運動量では大した消費カロリーにはなっていないはず。こういった方には歩くだけではなくランニングも素晴らしい有酸素運動ですので選択肢の一つに加えてみるのもいいと考えています。
ランニングとウォーキングはどちらがいいのか?
ここで問題になるのがランニングとウォーキングどちらがダイエットにとってより優れているかということころ。
どうせ取り組むのなら、よりダイエットに適した運動を行いたいはずですよね。ただ、先に結論的なことをお伝えすると「どちらがいいか一概にはいえない」ということです。
ダイエットをする際にウォーキングもランニングもどちらも手軽に取り組めますし、心臓血管系の健康を保つうえでも有効です。これに関してはアメリカの心臓協会でも紹介されています。有酸素運動に関するガイドライン等詳しくはこちら。
では、どういった観点で運動実施者がウォーキングとランニングどちらに取り組むべきか判断すればいいかについて書いていきます。
ランニングかウォーキングどちらを選択するかの最初の判断材料は消費カロリーの大きさです。
ダイエットしたいと思っているということは、おそらく誰しもが少しでも多くのカロリーを消費したいと考えているのではないでしょうか。この点でいうならば圧倒的にランニングの方が単位時間当たりの消費カロリーが多いです。
ランニングはウォーキングに比べると、ルームランナーやトレッドミル・屋外かまた体格やペースなど様々な変数により消費カロリーの数値は大きく変わってきますが、おおよそランニングはウォーキングよりも2倍近く単位時間当たりの消費カロリーが大きくなります。
なので、とにかく疲労度などを抜きに消費カロリーを増やしたいという方はランニングを選択するべきでしょう。
膝や腰を痛めやすい方や、過体重で会談の上り下りなどで膝痛が出やすい方などはまずランニングよりもウォーキングから始めるのがよいでしょう。
特にダイエットに取り組んでいるという場合には、体重が重いということですのでそれだけ運動時に膝などの関節へかかる負担が大きくなるということ。体に不安のある方はまずウォーキングなど関節への負荷の小さな運動から取り組んでいき、だんだん距離を延ばしたり早歩きにしてペースを上げるなどしていき、ランニングへ徐々に移行していくというのが安全でしょう。
結論
ダイエットはもちろん様々な健康効果が期待できるのが有酸素運動であり、中でも手軽に始められるのがウォーキングとランニング。どちらに取り組むべきかはその方の状態によるのですが、間違いないのはどちらも非常に素晴らしいということです。自分自身の健康状態や運動歴などを考慮して、どちらが自分に合っているか判断し日常に取り入れるようにしてみましょう。
【この記事の著者】
今野栄也人
■資格NSCA-CPT、CSCS、アスリートフードマイスター
■実績国民体育大会ボート競技第5位、全日本新人選手権ボート競技第2位
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