レコーディングダイエットとは

タイトルにも記載がありますがまずはレコーディングダイエットとはどういったものか理解しましょう。

レコーディングダイエットとは日本のプロデューサーや評論家など多岐にわたり活躍されている岡田斗司夫氏がご自身の著書『いつまでもデブと思うなよ』にて紹介したダイエット方法のこと。

その方法は日々の食事の記録をとり、その摂取カロリーを把握してコントロールするというシンプルなもの。

レコーディングダイエットはどのような人におすすめ？

レコーディングダイエットがおすすめなのは
・割と短期間でダイエットしたい
・細かい栄養管理まではせず痩せたい
上記に当てはまる方に特におすすめです。

レコーディングダイエットは基本は食事記録と体重計の数字をにらめっこして、その変動に合わせて摂取カロリーを調整していきます。

もちろん、人によっては摂取カロリーだけではなく細かな栄養素の管理までできる方法でもありますが、基本はカロリーだけ気にするので、短期間で結果が出やすいし、忙しくて細かな栄養素の管理まではできないといった方でも取り組みやすいのではないでしょうか。

レコーディングダイエットの具体的実践方法

ダイエットの基本は「摂取カロリーよりも消費カロリーが上回った状態にすること」です。ここを踏まえたうえでレコーディングダイエットをすると次のようなステップで進めていく形になります。

現状の把握

まずはご自身の体重や食事内容を把握しましょう。この時可能であればだいたいの1食1食の摂取カロリーを把握しておきます。

食事のカロリーは以下のサイトなどでご覧いただけます。
①タニタ「摂取カロリー早見表」
②オリンパス健保「食べ物のカロリーを知ろう」

1日の消費カロリーの目安を知る

1日の消費カロリーを知る計算式は「基礎代謝×活動量」。そのためまずは基礎代謝を知る必要があります。
・基礎代謝の求め方→「男性: 13.397 × 体重kg + 4.799 x 身長cm – 5.677 × 年齢 + 88.362」「女性: 9.247 × 体重kg + 3.098 x 身長cm – 4.33 × 年齢 + 447.593」
・1日の消費カロリー→ほぼ運動しない (基礎代謝 × 1.2)、軽い運動 (基礎代謝 × 1.375)、中程度の運動 (基礎代謝 × 1.55)、激しい運動 (基礎代謝 × 1.725)、非常に激しい (基礎代謝 × 1.9)

計算が面倒な方は下記サイトで計算できます↓

・生活や実務に役立つ計算サイト

毎朝体重を計る・毎食の食事記録をつける

なるべく、先に計算で出した消費カロリーを下回るように食事量を調整したうえで食事の記録をつける。また、食事量を調整するために最初の計算だけではなく毎朝体重もはかるようにしましょう。

筋トレも併せることで綺麗なカラダづくりを

「体重を落とす」という意味ではレコーディングダイエットのようなダイエット方法を実践するのは有効です。しかし、おそらく多くの方がダイエットをしたい真の理由は決してただ数字を減らしていく作業ではないはず。カッコいいカラダになりたいであったり、綺麗になりたいといった理由があるのではないでしょうか。

そのような場合にはレコーディングダイエットと併せて筋トレを習慣的に実施することを推奨します。

なぜなら、ダイエットの時には先ほど書いたように摂取カロリーを落として消費カロリーが上回る状態にしなければいけません。そのような場合には栄養が不足している状態であることによって筋肉量も減りやすい状態にあります。しかし、そこで筋トレをすることで筋肉量が減少しにくく場合によってはむしろ増やして「体脂肪を減らしつつ筋肉量を増やせる理想的な痩せ方」をすることも可能です。

また、筋トレ後はアフターバーン効果といって一時的に代謝が高い状態となり、普段よりも多くのカロリーを消費することができます。

体型を変える意味でも、代謝を上げて痩せやすくするという意味でもダイエットには筋トレを組み合わせるのがおすすめです。