パーソナルジムCOMPでは主にNSCA(ナショナルストレングス&コンディショニング協会。以下NSCA)と呼ばれるアメリカのトレーナー教育団体が発行するトレーナー資格です。
今回の記事ではパーソナルジムCOMPではどんな資格を持っており、どういったことが得意なのか知っていただくためにも保有する資格についてお話していきます。
NSCAとは
NSCA(National Strength and Conditioning Association)とは世界的に権威のあるストレングス&コンディショニングと呼ばれる分野のトレーナー教育団体で1978年にアメリカで設立され現在は世界78か国、資格保有者55000人とかなり大規模なトレーナー教育団体です。
NSCAの強みはトレーナーはもちろんのこと、医療分野の専門家や教育機関など様々な分野のプロが運営に携わっており、多くの知見があることです。会員に対しても会報誌やセミナーを通じて、先端の情報がシェアされるため現場のトレーナーもより質の高い指導が可能となっています。
ストレングス&コンディショニングとは
ストレングス&コンディショニングとは
ストレングス(Strength)とは、筋力、パワー、筋持久力のみならずスピード、バランス、コーディネーション等の筋機能が関わるすべての体力要素に不可欠な能力です。単に力発揮の大きさを表すだけでなく、状況に応じて適切に筋活動をコントロールするための「神経-筋系全体の能力」と定義されます。
コンディショニング(Conditioning)とは、スポーツパフォーマンスを最大限に高めるために、筋力やパワーを向上させつつ、柔軟性、全身持久力など競技パフォーマンスに関連するすべての要素をトレーニングし、身体的な準備を整えることです。また、一般の人々にとっては、快適な日常生活を送るために、筋力や柔軟性、全身持久力をはじめとする種々の体力要素を総合的に調整することです。
NSCAより
いわゆるトレーニングや筋トレと呼ばれるものはダンベルやバーベルなどの負荷を用いて、筋肉を大きくしたり筋力を高める作業のことを指しているかと思いますが、ストレングス&コンディショニングとは筋力向上や筋肥大だけではなく持久力や速さ、バランスなど筋肉の持つ機能全般を高めパフォーマンスを向上させるトレーニングのことを指しています。
つまり、この資格を保有するトレーナーはあくまでも最近はやりのカラダづくり・マッチョになる!といったようなトレーニングだけではなく、様々な筋肉の関係する機能を向上させる知見を持っているということです。
NSCAの発行する資格
NSCAの発行する資格は主に2つ
・NSCA-CPT(NSCA Certified Personal Trainer:NSCA認定パーソナルトレーナー)
・CSCS(Certified Strength and Conditioning Specialist:認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト)
その違いについて説明していきます。

NSCA-CPTの説明は
健康と体力のニーズに関して、評価・動機づけ・教育・トレーニングやコンディショニング全般の指導を行う、優れた専門的能力をもつ人材を認定する資格です。
NSCAより
指導対象者はアスリートだけでなく、年齢・性別・経験を問わず幅広い層に対してトレーニング指導を行います。そのため、NSCA-CPTはトレーニングの知識に加え、医学的、運動生理学的な専門知識とトレーニングの指導技術が必要となります。

CSCSは
傷害予防とスポーツパフォーマンス向上を目的とした、安全で効果的なトレーニングプログラムを計画・実行する知識と技能を有する人材を認定する資格です。
NSCAより
指導対象は主にアスリート、スポーツチームです。筋力トレーニングや他の体力要素の指導だけでなく、施設を運営、管理することも重要な職務となります。また、栄養、ドーピング、生活習慣に関する指導など、教育者的側面も併せ持っています。
私自身、NSCA-CPTとCSCSの両方の資格を保有していますがその違いは大きくは指導対象者とその専門性の高さにあります。
NSCA-CPTは比較的一般の方のカラダづくりからアスリートの指導まで幅広くカバーできる内容の資格です。一方、CSCSはNSCA-CPTと同様の内容も学びますが、さらによりアスリートのパフォーマンス向上に特化した内容を深ぼって学びます。そのためCSCSの方がより一層アスリートの競技パフォーマンス向上のための専門性の高い資格といえます。
ダイエットや筋肥大に関する知識は競技パフォーマンス向上でも基礎作りにおいて重要なのですが、持久力やスピード、爆発的な筋力の発揮などより競技特性に合わせたカラダづくりとなると、かなり深い知識は思考力が求められます。
実際に、NSCA-CPTとCSCSでは一部受験条件も違っており少なくとも私が受験した当時はNSCA-CPTは高卒もしくは専門卒でも受験駅たのですが、CSCSに関しては特定の大学を卒業していることが条件だったかと思います。それだけ専門性の高い資格であるということですね。
資格がすべてではないが資格を持てるだけの知識がある照明にはなる
ここまでつらつら資格について書いてきましたが、私はあまり「とりあえず資格とっておこう」みたいなのがあまり好きではありません。そして実際に資格が何かを解決してくれるわけではありません。
ただ、ことトレーナー業界パーソナルジム業界においては資格を持っておくことは重要じゃないかなと考えています。パーソナルジムブームで多くのジムがありますが、やはりお客様のカラダを任せていただく仕事。トレーナーに国家資格こそありませんが、お客様の前に立ちサポートする立場としてこういった資格を取得しておくべきです。
終わりに
今後もこういった資格取得や機材の充実などより良いサービスを提供できるよう努めてまいります。
仮に今後もトレーナーを増員するにしても、必ず十分な実績のある権威性のあるトレーナー資格を保有しているトレーナー以外現場に立つことは許さないという芯はぶれません。パーソナルジムCOMPは仙台市内でもコスパが高いといっていただいておりますが、いくら価格が安くともこの辺は妥協しません。
【この記事の著者】
今野栄也人
■資格NSCA-CPT、CSCS、アスリートフードマイスター
■実績国民体育大会ボート競技第5位、全日本新人選手権ボート競技第2位
■インスタグラムアカウント
https://www.instagram.com/hayato.k_fitness
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https://www.instagram.com/comp_gym
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