なんだか今日は思うように重量が挙がらないな・・・。いざ筋トレをしようとジムに行ってもなんだか動きが普段よりもよくないなと感じる日はありませんか?もしかしたら、それ筋トレしている時間が関係しているかもしれませんよ!運動する時間帯と筋トレの関係について今回の記事では書いていきますので、もしこれから筋トレを始めようと思っている方や最近筋トレを始めたけれど好不調の波が大きく安定して高いパフォーマンスが発揮できずにいる方はぜひ参考にしてみてください。
筋トレの効果を最大化する時間帯
結論、筋トレの効果を最大化する時間帯は「夕方~夜早めの時間帯」です。
この理由について以下で解説していきます。
なぜ筋トレの効果を高めるうえで、最も効率のいい時間帯が夕方~夜早めの時間帯がいいかというと、それには体温が関係しています。人間にはサーガディアンリズムと呼ばれるいわゆる体内時計が存在し、この影響によってだいたい夕方~夜早めの時間帯に最も体温が高くなっているためです。
多くの方は部活や体育の前に準備運動をしてきた経験があるかと思いますが、これは本格的に強度の高い運動前に体温をあげておくためです。体温をあげておくと筋肉の粘弾性(ようするに筋肉が伸び縮みしやすさ)が向上し、筋肉が動かしやすくなります。
また、体温が高いことは神経の伝達を促進するため脳からの信号が伝達されやすくなって筋肉が出力しやすくなるというメリットがあります。
ダイエットのためには朝がいい
体温が高い夕方以降にトレーニングをするのが筋肉をつけたり、筋力を向上させる上ではお勧めなのですが、ダイエットのためと考える場合には朝にトレーニングする方がいいかもしれません。
その根拠となるのが早稲田大学先進理工学部電気・情報生命工学科 教授である柴田 重信教授がNSCA(ナショナルストレングス&コンディショニング協会)に寄稿した記事によれば
朝の空腹時の運動は、脂質を基質としてエネルギーが消費されるので痩せる可能性がある。さらに朝の運動は食欲を減らす効果もあり、良い睡眠をもたらし、これらも抗肥満に結びつく。
NSCAより
このように朝空腹時に動くことで、より脂肪をエネルギーとして消費しやすくする可能性が高いことが説明されています。
たしかに、こういったこともあってボディビルの選手などは早朝朝ごはん前に有酸素運動を行っている方をよくお見掛けします。
トレーニングの目的によって時間帯を使い分ける
筋肥大したいなら→夕方~夜早い時間
ダイエットなら→早朝朝ごはん前
このように自分自身の目的に合わせてトレーニングを行う時間を工夫するといいでしょう。
ただし、これも絶対ではなく「夕方は家事などで忙しいから、もったいないことしているのかな」などと不安になる必要はありません。あくまでも、どちらかといえばという話ですし、習慣的に同じような時間帯でトレーニングしているとその時間帯でも体温が上がりやすくなるということもあるようです。ちなみに私自身は、空き時間などや仕事終わりに行うことが多いのでその時によりトレーニングできる時間帯が変わってきますが、それでもしっかりと挙上重量が伸びたり筋肉量の向上を実感できています。
【この記事の著者】
今野栄也人
■資格NSCA-CPT、CSCS、アスリートフードマイスター
■実績国民体育大会ボート競技第5位、全日本新人選手権ボート競技第2位
■インスタグラムアカウント
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