筋肉痛とトレーニング効果は比例しないので要注意!パーソナルトレーナーが筋肉痛とトレーニング効果について解説します
筋肉痛が来るとなんだかうれしい。
このように感じている方、きっと少なくないはず。
目的とした部位がしっかりと筋肉痛がくると、前日のトレーニングが充実したものだったような感覚を覚える時ってありますよね。
学生時代、トレーニングをはじめたての頃の私がそうでした。
しかし、このように感じてしまっている方は注意が必要です。
あくまでも筋肉痛とトレーニング効果は比例するものではありません。
今回はトレーニング効果と筋肉痛について解説していきます。
筋トレと筋肉痛
筋トレと筋肉痛について調べた研究があります。
これらによれば、筋肉痛は必ずしもトレーニング効果を評価する指標にはならないとしています。
ある程度トレーニングを継続することで筋肉痛への耐性ができて、だんだん筋肉痛を感じにくくなっていきますがそれでもトレーニング効果を得ることはできることが明らかにされています。
ある一定期間、トレーニングを継続した経験のある方であれば感覚的に理解できると思いますが、一定期間トレーニングしていると途中から負荷を大きくしているにも関わらず以前よりも筋肉痛が発生しなくなるという経験をしていると思います。
しかし、きっと誤ったトレーニング方法でやっていない限りはきちんと筋肥大や最大筋力向上を実感できたはずです。
筋肉痛をトレーニング効果と紐づけることの問題
筋肉痛を発生させやすい運動は主に「エキセントリックトレーニング」と「不慣れなトレーニング」です。
筋肉痛の大きさ=トレーニング効果と考えてしまうと、無駄に毎回新しい斬新で効果の薄い変わったエクササイズをやるようになり、カラダの適応を引き出せず無駄なトレーニング時間を過ごすこととなります。
また、自分自身がクライアントとして誰かに師事する際に、その指導者の良し悪しの判断基準に筋肉痛が来るトレーニングを教えてくれるとしてしまうと本質的ではない、無意味なトレーニング指導しかできない指導者に師事することになりかねないので注意が必要です。
アスリートは筋肉痛のコントロールも重要
競技パフォーマンスのために筋トレを導入している方であれば経験あるかと思いますが、筋肉痛があると普段よりも動作が硬くなったり、思うように動けないことがあるかと思います。
アスリートにとって筋トレでフィジカルを鍛えることも大事ですが、何よりも競技練習が最重要であることは間違いありません。
それなのに筋肉痛を求めるあまり、毎回強く筋肉痛の出るトレーニングを実施していては、筋トレ後の練習では動きが悪く練習の質が低下してしまい、長期的にはマイナスにもなりかねません。
そのためアスリートのトレーニング内容を管理している方は、筋肉痛のきつさも考慮してプログラムを作成するようにするといいでしょう。
筋肉痛と筋トレ効果まとめ
筋肉痛が感じられると、たしかに充実の筋トレ時間を過ごせたような感覚があります。
その気持ちはたしかにわからなくもありません。
ただ、筋肉痛は効果の有無とは関係ありませんし、場合によってはマイナスにすらなる可能性もあるのでその辺りを理解したうえでトレーニングに臨んでいただければと思います。
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