2023年の振り返りと来年のこと

クライアントのスクワットの補助をするトレーナー

12月29日の営業で今年の営業を終了し、この記事を書いている31日現在は私の実家である石巻で書いております。

多くの皆様にご利用いただき、無事3期目の年末を終えることができました。ご利用いただいたお客様皆様、お手伝いいただいた家族や友人の皆様、本当にありがとうございました。

今回は私自身の頭の整理を兼ねて2023年の振り返りと、2024年に考えていることについて書いていこうと思います。

2023年の振り返り

2023年の振り返り。まず一言で表せば「成長」の1年でした。

実際に取り組んでいたことと、考えてはいたけれどできなかったこと、反省点について書いていきます。

成長のため取り組んだこと

実際に成長するために取り組んだこと(結果的に成長につながらなかったり、途中でやめたものもありますが)は

・HPデザインの変更
・トレーニングプログラムのアップデート
・新しいトレーニング機材の導入
・マニュアル作成
・新しいトレーナーの採用

特に私自身のなかで大きな変化だと思っているところは新しいトレーナーの採用」です。

私はこれまで1人でこのジムを運営してきて、基本は1人でこれまでもこれからも運営していこうと考えていました。

しかし、3期目に入りいろいろと考えるところがあり「小さくも強い企業へ変革していきたい」と思うようになりました。では私が考え、思い描く“小さくも強い”とはどのような組織か。それは「無個性画一的なチームではなく、一人ひとり圧倒的に個性的なトレーナーチーム」というところに行きつきました。

多くの店舗展開しているパーソナルジムではトレーニングプログラムはほぼマニュアル化され、個人のもつ裁量はほとんど存在しません。店舗展開していく上ではこれは至極当然のことで品質を一定に保つためにはこの方法が一番間違いないです。

しかし、パーソナルトレーニングというマンツーマンでお客様と相対してトレーニングプログラムの提供やコミュニケーションをとるサービスの性質を考えると、そこが品質の不安定さにもつながる部分ではあるのですが、過度なマニュアル化はその良さも同時に打ち消してしまうのではないか?とも考えてしまいます。

そこで学生時代からトレーナーとして活動してきた経験を活かし、お客様はもちろんトレーナーが成長しつつ安定して生活できるようなプラットフォームになり、あえて大手とは逆張りの戦略で「個性的なトレーナー集団」という圧倒的俗人化の方向性で進んでいくべきかなと現時点で思っています。

そして、これを考え始めたタイミングで偶然にも以前より親交のあった菊地佳奈氏よりトレーナーとして当社で活動したいとの申し出をいただき、採用させていただくに至りました。なかなか私も慎重なので先ほどのチーム化戦略にあたり採用をどうするか考えながらも、個人の強さで勝負する戦略上少数精鋭で高い品質を担保できる、トレーナーとしても一人の人間としても魅力的な人間を採用したい思いがあったあり採用をどうするか悩んでいたのですが、菊地トレーナーは昔から知っており確かな技術と素敵な人間性も知っていたので申し出があってから即断即決で採用させていただくことに。ご縁に感謝です。

2024年からは2名体制でパーソナルトレーニングを実施していくので、お楽しみに。

2023年にできなかったこと

2023年にできなかったこととしては
・アスリートサポート事業
・事業者向け健康経営サポート事業
・ブランディング

細かく言えばきりがありませんが、大雑把にいうならこんな感じでしょうか。

現在通っていただいているお客様にはあまり説明してこなかった部分でもありますが、私はもともとアスリートの指導からトレーナーとしての経歴が始まっています。

そういった経歴もあり、何度かこれまでに学生アスリートや実業団のスポーツクラブなどからオファーをいただいたことがありましたが、現状のリソースではジムに来てくださるお客様の受け入れやバックオフィス業務に徹するしかなくジム外の活動に時間と体力を割く余裕がなく、泣く泣くお断りしていました。

また、実際にアイディアとして温めていたもののなかに事業者様向けの健康経営サポート事業がありましたがそれも同様にリソース不足という理由からアイディアだけで止まってしまいました。

正直、これらに関してはほかに優先的に行いたいことができたので今後もすぐやるかはわかりませんが、知り合い伝いでのご紹介などで徐々に小さく始めていくかもしれません。

ブランディングに関しては、起業当初から思っていたことではあったのですがずっと後手後手になっていました。というのもやはりブランディングが大事とはいえ、すぐ何かインパクトのあるものではなく積み重ねが大事。つい、すぐに結果の出る取り組み位に注力してしまい、そこまで手が回っていませんでした。ただ、自分でも理解している通りブランディングはすぐ創り上げられるものではなく長い期間で積み重ねたものによって醸成されるもの。今からすぐに取り掛かっていきます。

2024年にやること

2024年にやろうと考えていることは
・トレーニングプログラムのアップデート
・飲食関係事業のスタート
・ECサイトスタート
・ブランディング

ここに関しては一つ一つ説明させてください。

トレーニングプログラムのアップデート

これはトレーナーであるうちは常にやることなので、特段書き出すこともなかったのですが念のため。

現時点のトレーニングプログラムは私の所持するストレングススペシャリストと呼ばれる競技アスリート向けのトレーナーとしての知識がベースとなって、さらにそこに私の経験やアスレティックトレーナーとして学んだ知識などを混ぜてアレンジしているもの。

最近も海外のトレーニングプログラムなどを発見し、実際自分で試してみて新たな気づきを得られたので指導にも反映させたいなという経験ができました。

まだまだ改善する余地があるので、今後も継続してプログラムのアップデートを繰り返していきます。

飲食関係事業・ECサイトスタート

飲食関係事業とECサイトの運営をスタートしようと画策中です。

私はもともと美味しいものを食べるのが好きですし、サプリメントなどを活用するのもいいけど、まずはいい食事が体を作るという考えの持ち主だったのでいつかは飲食関係の事業もやりたいと考えていました。

そこでまずは海外の有名パーソナルジムで販売しているレシピブックなどを参考に、ハイクオリティな日本人ダイエッター・トレーニー向けのレシピブックを私と菊地トレーナーの共同作業で完成させECサイトで販売する予定です。

さらにそこでレシピが完成したら、その知見を基にECやポップアップストアなどの形でヘルシースイーツや、スモールスタートでシェアキッチンなどで月に1~2回など単発のヘルシー料理メインのレストランをやりたいなどと構想しています。

どこまでできるかはわかりませんが、まずは楽しそうなのでチャレンジしてみます。

ブランディング

ここに関しては先程の「2023年にできなかったこと」にも書きましたが、ブランディングは2024年に頑張りたいです。

ブランディングといっても何か大きくこれまでと変わるわけではないのですが、実は私の中で企業当初から考えていたことというか企業としてのミッションなどを勝手に一人会社ながら設定していました。それをもう少し端的に表現し、表に露出させたり各所からそれが滲み出て勝手に伝わるよう設計していくだけです。

終わりに

長々と書いてきましたが、来年のジムとしてのテーマは「成長と変化」です。

こっそりミッションやビジョンなどをとあるページに書いていたのですが、そこにある「クライアントとトレーナーの夢を実現する」といった部分を実現するためにいろいろ取り組んで成長と変化を生み出していきます。

まだまだ小さな企業ですが、皆様のおかげで着々と成長できています。来年はさらに変化してより多くの皆様の夢の実現のサポートをできるようにします。

2023年本当にありがとうございました。2024年もよろしくお願いいたします!