こんにちは!
仙台市青葉区本町にあるパーソナルトレーニングスタジオCOMP(コンプ)代表の今野です。
トレーニングを行っている最中の怪我では間違ったフォームで行った場合に多いのは確かなのですが、それ以外にも実は注意すべきポイントがあります。
補助ができない
パーソナルトレーニングであれば、補助に熟練したトレーナーがついているためベンチプレスやスクワットなどで限界まで追い込んでも安心なのですが、チームでのトレーニングや友人同士でトレーニングする際に補助に慣れていない人がいた場合に注意が必要です。ベンチプレスなどではギロチンベンチと呼ばれる首元にバーベルを落としてしまい怪我をしてしまうことなどが考えられます。また、その他の種目でも転倒の危険があったり本来の可動域を超えたフォームでのトレーニングになってしまうことで関節を痛めてしまうなどの危険があります。
複数人でトレーニングを行う際に安心してできるように、時々少し余裕のある重量で補助の練習を行っておくのがよいでしょう。
重量の変更を左右均等に行う
以外に気を抜きがちなのが、この重量の変更時です。重量の変更を面倒くさがって片方ずつ行う方も多いかと思いますが、これがつける重量によってはバーベルが傾いてプレートが落下してしまう危険があります。最近一般的に普及しているタイプのラックだと、比較的幅の広く設計されたものが多いため安全性は高いのですが、ものによっては幅が狭くバーベルが傾きやすいラックも存在するので気を付けたいところです。
ただ、やはり安全のためには左右一枚ずつプレートを交互につけるなど左右差が大きくならないようにつけていきましょう。
室内用の運動靴をきちんと着用する
ジムなどでトレーニングしている方の足元を見てみると時折、素足やサンダルなどでトレーニングしている方を見かけることがあります。トレーニングシューズを着用するよりも楽なのはわかりますが、きちんと履くようにした方が良いですね。私自身目の前で何度か見たことがあるのですが、足にプレートを落下させ骨折したり爪を損傷してしまう事例が起こっています。そしてそのような方々は基本的にきちんとシューズを履いていなかった場合が多いようです。
いちいちシューズを履き替えるのが面倒なのはわかりますが、安全のためという意味とトレーニングの質を向上させる意味を込めてきちんと履く習慣をつけるようにしましょう。
ラックアップを丁寧に
スクワット時に大きなけがをする原因になるのがラックアップ時です。ラックアップをしてから後ろに下がるタイミングで躓いて、バーベルを後ろに担いだまま転倒してしまうといった事故が時々起こっています。これはラックアップでバーベルを担いで後ろに下がる際に雑に勢いよく下がることによるものが多いようです。慣れてくるとだんだんこのようなちょっとした所作に雑さが生じてしまうことが多く、そこから事故や怪我につながってしまうことがあるので、トレーニングで重量を持っている時にはちょっとした動きを丁寧に行うように意識づけておきましょう。
最後に
テクニックや様々な知識を身につけるのも重要ですが、それよりも大切なのは器具を丁寧に扱うことや、基本的なところの徹底することです。事故や怪我をしてしまっては元も子もありませんから、安全第一で行うようにしましょう。
COMPではパーソナルトレーニングにて、経験豊富なトレーナーが正しいトレーニングのテクニックや食事指導などのサポートを行っております。仙台でパーソナルトレーニングを受けてみたいという方はこちらからお問合せください。
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