「プロテインと聞くとなんだかムキムキになってしまいそう。」
「プロテインってドーピングみたいなもの?」
「プロテイン飲むと今野さんみたいにカッコよくなれますか?」etc
(一部脚色アリ)
こんな質問をいただくことがありますが、プロテインっていったい何なのか紹介していこうと思います。
プロテインは『タンパク質』の意味
プロテイン(protein)とは日本語でタンパク質を意味しています。
食品の中では主に肉や魚、大豆、卵、乳製品など広く含まれています。
タンパク質の役割は一般的なイメージとして筋肉を作っている材料といった感じでしょうか。実はそれ以外にもタンパク質は髪や爪、皮膚、内臓、ホルモンなどカラダの中で非常に多様な使われ方をしています。
少し話を戻しますが、一般的に商品として「プロテイン」と呼んだ場合には、プロテイン=タンパク質を牛乳などから精製して純度の高い状態で取り出したもの(粉末やドリンクとして)であるということができます。
あえたプロテインとして摂取する理由は?
プロテインはタンパク質を色々な原料から、タンパク質を摂りだした状態のものと説明しました。
であれば、わざわざプロテインという形でタンパク質を摂取せずとも肉などを食べればいいよね?って思いますよね。
もちろん、それは正解ですし、なんなら私も基本は食事から摂取することを推奨しています。
では、なぜあえてタンパク質をプロテインから摂取する場合が出てくるのでしょうか。
1日に必要なタンパク質量
人間は成人の場合、1日にタンパク質が体重1㎏あたり1g~1.2g必要とされています。
体重50㎏の方であれば、50g~60gの摂取が必要ということ。これをサラダチキンに換算するとおよそ2~3枚程度食べる計算になります。
多くの場合、このくらいの量のタンパク質を1日で摂取できている方は少ないように感じますし、実際のところ私のところへいらっしゃるお客様でもこの量をきちんととれている感覚がある人はほとんどいません。
さらに、このくらいの量のタンパク質を肉や魚から摂取すると大変な理由が3点あって
①コストが高くなる
②カロリーをまあまあ摂取してしまう
③量を食べるのが大変
この3点がネックになって、タンパク質の摂取量を肉や魚ななどの食品から摂取するのが困難となってしまいます。
プロテインはコスパ良し・手軽にタンパク質を摂取できる
タンパク質を食品から摂取することの困難な理由3つを挙げましたが、プロテインであればこの3つの問題を解決してタンパク質を摂取しやすくしてくれます。
プロテインの優れているポイントは
①コスパ良し
→1杯(タンパク質20g前後摂取できる量)あたり最も安いと思われる商品でおよそ64円ほどとなっています。肉や魚度②カロリーが低い
→1杯あたりおよそ100~170kca程度となっており、肉や魚などから同量のタンパク質が摂取できる量を食べた場合に摂取されるカロリーと比べるとおよそ半分程度のカロリー摂取量となっています。
③手軽に飲める
→肉や魚からタンパク質20g摂ろうとする場合、だいたい100g~150gくらいは食べないといけませんし調理などの手間も入ってきます。ところがプロテインであればシェイカーで数回振るだけで手軽に摂取できるのでストレスが軽減されます。
特に大きなポイントはカロリーが低いという点ではないでしょうか。ダイエットやカラダづくりをしている方にとってカロリーコントロールは非常に重要。その点から考えると、プロテインのように余分なカロリーなど含まれずに必要な栄養を摂取できるというのはありがたいと思います
プロテインの種類と選ぶポイント
プロテインといっても使われる原料によって、その種類や期待できる効果などば微妙に変わってきます。
プロテインは以下の3つが主流となっています。
①ホエイプロテイン
②カゼインプロテイン
③ソイプロテイン
それぞれの特徴を見ていきましょう。
種類 | 特徴 | 吸収速度 | 摂取タイミング |
---|---|---|---|
ホエイ | 吸収効率が高い | 早い | 運動後 |
カゼイン | 体内にタンパク 質が長時間補給 される | ゆっくり | 就寝前 |
大豆 | 健康維持におす すめ | ゆっくり | 朝食・運動後など |
基本的にはホエイプロテインが吸収速度も早く、味も他のプロテインなどと比べても良質なものが多くお勧めです。
ただ、1点注意が必要なのがホエイとカゼインに関しては原料に牛乳を使用しているという点です。乳製品には乳糖と呼ばれる成分が入っており、この乳糖が一部の方には乳糖不耐症と呼ばれる関係でお腹を壊す原因となってしまします。もし、これからプロテインを買おうと考えている方で乳製品を摂取するとお腹がゴロゴロなってしまう方はホエイやカゼインではなくソイプロテインなど植物由来のプロテインを摂取することをおススメします。
そのほかの選ぶポイント
他に気にするべきポイントは
・価格
・味
この2つでしょう。
やはりどんなにいいものであっても継続できないようでは、その効果を最大限実感することはできません。
価格がある程度安く、かつ美味しいもの。このバランスをあとは個人で判断して購入していただけると良いかと思います。
コメント