持久系トレーニングと筋トレの両方を実施すると筋トレの効果が低下する~仙台パーソナルジムTRIFITNESS~
ジムにいくとよく見かける「筋トレ後にランニングマシンでひと汗かいている」トレーニー。
実はこの筋トレとランニングの両方を実施することで、せっかくの筋トレの効果が損なわれる可能性も。
筋トレ+持久系トレーニングで筋トレ効果が薄れる
今回ご紹介する論文はこちら↓

有酸素運動と筋トレの両方を行うことでトレーニング効果にどのような効果があるか明らかにしたものです。
結果
・レジスタンストレーニングのみを実施した場合とレジスタンストレーニングと持久力トレーニングを両方実施した場合のトレーニング効果を比べると、筋肥大と筋力向上に対しての影響に有意差は見られなかったが、筋パワー向上については有意な効果の低減が見られた。
・下半身メインの持久力トレーニングを実施した場合、レジスタンストレーニング効果に対するトレーニング効果の低減は下半身のみに見られて、上半身には見られない。
・レジスタンストレーニングによる効果に対するトレーニング効果の低減は、実施した持久力トレーニングの量(週あたりの頻度、一回あたりのトレーニング時間)が多いほど大きい傾向。
・最大酸素摂取量に対するトレーニング効果に関して、持久力トレーニングのみ実施した場合と持久力トレーニングとレジスタンストレーニングを実施した場合を比較した時に、統計的に有意な差は見られなかった。
・体脂肪減少に対するトレーニング効果に関しては有意な差はない
・ランニングではなく、サイクリングを実施した場合には筋肥大と筋力に関する効果の低減はみられなかった。
感想
下半身の持久系トレーニングした場合、下半身にのみ影響が出ることやサイクリングで実施した際には筋肥大や筋力に関して影響が出なかったことをふまえると、着地時に発生する筋肉へのエキセントリックな刺激などが筋トレの効果に影響を与えているのかなと感じます。
ボディビルやリフティング系(パワーリフティングやウエイトリフティングなど)の選手はあえて持久系のトレーニングをする必要はないでしょう。
一方、ラグビーやアメフトなど一定体を大きくしたり、筋パワーなどが競技パフォーマンスに重要でありつつも、持久系のトレーニングの必要性もある競技は、ランニングだけではなく、サイクリングなども混ぜてトレーニングすることで筋トレによる効果をなるべく下げずにパフォーマンスを高めることができるかもしれません。
まとめ
持久系のトレーニングと筋トレ。
どちらも競技パフォーマンスや健康上、非常に重要な運動ですのでどちらが優れているという問題ではなく、どういった目的のためにその運動を選択するか考えてプログラムをつくるようにしましょう。
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