体幹の剛性を高めるために効果的なのはダイナミックな腹筋トレ?それともアイソメトリック?

「力強い動作を獲得するために体幹を強化しよう」
「腰を痛めないように体幹を鍛えていかないと」
一般的な健康のためのトレーニングや、アスリートの競技パフォーマンスを高めるためのトレーニングで腹筋を鍛える重要性は多くの方が知っていることでしょう。そしてその腹筋を鍛えるためにおこなわれるのが、クランチやレッグレイズのようなダイナミックに腹部を曲げ伸ばしする様式の腹筋運動と、体幹部を同じ姿勢で保持し続けるアイソメトリックないわゆる体幹トレーニング。
どちらも腹筋をはじめ体幹を強化するに効果的であるとされている運動ですが、はたしてどちらが体幹を強くするうえで効果的な運動なのか。
本日の記事ではダイナミックな腹筋トレーニング(以下ダイナミック)とアイソメトリックな体幹トレーニング(以下アイソメトリック)でどちらが体幹の剛性を高めるうえで効果が高いのか解説していきます。
体幹の剛性アップにはダイナミック?アイソメトリック?
ダイナミックなコアトレーニングとアイソメトリックなコアトレーニングで、体幹の剛性アップに対して効果的なのはどちらか比較した研究を紹介します。
ー論文タイトル
【Effect of long-term isometric training on core/torso stiffness. (長期的なアイソメトリックトレーニングがコア/体幹の剛性に与える影響)】
ー目的
長期的なトレーニングにより、体幹の剛性は変化するのか。最も効果的なトレーニングはなにか検証すること。
ー被験者
24名の健康的な男性
ー方法
6週間のコアトレーニング介入の前後の受動的および能動的な体幹剛性の測定の比較。
ー結果
アイソメトリックがもっとも体幹の剛性を高めた
アイソメトリックなトレーニングでパフォーマンスを高める
今回紹介した論文ではアイソメトリックな体幹トレーニングが体幹の剛性を高めるうえで効果的であるという結果になりました。また、本研究以外でも体幹トレーニングによって競技力が向上するか調べた研究もありますが、それらでも体幹トレーニングによって競技パフォーマンスを高める効果があったという結果に。
体幹トレーニングといっても、ただプランクをやればいいというわけではなく、レベルや目的に応じた種目選びをしていくことで効果を最大化させることができます。
詳しくは以前投稿した記事で体幹トレーニングについて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

まとめ
アイソメトリックな体幹トレーニングは比較的手軽にできて、おこなってすぐに効果も出るともいわれていますので、ウォーミングアップなどにとりいれてみるのもケガ予防などに効果的かもしれません。自分の目的などに合わせて最適な内容やタイミングでおこなうようにしましょう。
