【定期的なBIG3の測定は成長を確かめる場としておススメ】仙台のパーソナルジム監修

パーソナルジムCOMPではお客様の目標などによってはこちらから提案させていただき、定期的なBIG3(スクワット・デッドリフト・ベンチプレスの3種目の総称)の測定をしています。

BIG3の測定といえばやはり一般的には競技パフォーマンス向上へ向けたアスリートの成長を確かめる意味で実施したり、パワーリフティング競技のように、競技それ自体で挙上重量を競う必要があるような方が行っているイメージを持たれます。

ですが、パーソナルジムCOMPではそういったお客様以外にも本格的に筋肉をつけたいという目的のお客様にもBIG3の測定を実施しています。

ボディメイク目的のお客様にもBIG3の測定を実施する理由

筋肥大を目的としたお客様に対してBIG3の測定を実施するのはあまり一般的ではありません。

ですが、パーソナルジムCOMPではBIG3の測定を実施している理由はお客様の成長を体脂肪率や体重とは別軸で運動能力として評価し、そこで得られたデータを基にトレーニング内容をブラッシュアップし、現時点でのカラダにとって最適なものへと変化させカラダの成長を止めないためです。

たしかに筋力向上を目的とする場合と、筋肥大を目的とする場合ではトレーニングの内容は大きく変わってきます。ですが、基本は筋力の向上は筋の断面積に関係するということがあるため、極端にハイレップでのトレーニングプログラムでない限り筋肥大と筋力はある程度相関があります。

特に筋トレ経験が浅い場合には、この傾向は顕著です。

シンプルに自身の成長が実感できることでよりトレーニングでモチベーションが上がるからといった理由もあります。筋肉が増えるのは数か月単位で時間がかかります。ですが、筋力に関しては特に最初の方は神経系の適応やエクササイズフォームの習得などで一気に伸びていきます。体組成の変化はもちろんですが、同時に筋力の伸びも測定し数値化しておくことで様々な角度から自身の成長を評価できるようになるので、モチベーション維持向上に貢献してくれると考えられます。

BIG3の測定を実施するためにはある程度の技術レベルが必要

BIG3の測定ということは1回で何キロ挙がるのかという測定で、自分の限界値を確かめるということ。限界地近くでの運動というのは非常に技術的な難易度が高く、ある程度の習熟が必須となってきます。

そのため、すべての方がご希望されたからといって測定していただけるわけではありません。

きちんと基礎基本の動作がある程度追い込んでいても再現性高く実現されているかどうかで判断します。

BIG3不要論もありますが私個人としては超重要であると考えています

Twitterなどを見ていると時折、BIG3不要論を唱えているトレーナーも見受けられます。

しかし、個人的にはBIG3はデカくなりたいならぜひ取り組むべき種目であると考えています。

先ほども申したように筋肥大と筋力はある程度相関があります。重いものが上がるようになれば筋肉量は増えていくのです。筋力向上のためのトレーニングに特化して取り組んでいるパワーリフティングやウエイトリフティングの選手を見ていただければわかりますが、大抵の選手はBIG3中心にトレーニングしていて、かつ超高重量でトレーニングしていますがかなり筋肉量は多いはずです。

私自身も経験として、怪我をしない範囲で高重量を扱ったトレーニングプログラムを実施している期間の体型の変化が最も大きかったです。

BIG3はたしかに難易度が高いですが、その反面高重量を扱うのに最適なエクササイズであるとともに、適切なエクササイズフォームでBIG3を実施できるように体が出来上がってくると筋肉量だけではなく柔軟性の向上などの効果も期待できます。

筋肉量が増えないと悩んでいる方は、いろいろと試すのではなくまずBIG3で十分に重量が綺麗なフォームで挙げられるくらいやりこんでみてほしいです。

まとめ

若干、話があっちこっちいってしまいましたがとにかくBIG3は素晴らしいし、測定も定期的に実施することでトレーニングの質が上がるよということをお伝えしたかった次第です。

ぜひ、皆さんも正しいフォームを身につけて測定にチャレンジしてみましょう。